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シックス・ストリング・サムライのromioのレビュー・感想・評価

3.2
2015年ラストの映画はこの映画にしようと前々から決めていた!

ロシアにより征服されたアメリカ。荒廃した大地でなおも輝くラストベガス。そのベガスの王、キングエルヴィスが亡くなり、ファンキーな男たちがギターと刀を手に、次のキングになるべくラストベガスを目指す。
異色も異色のロードムービー!!マッドマックス的世界観に佇むは侍メガネカンフー男。

見る前の印象としては、ジャケットのシュールさもあり、バス男的な感じをしていたが、序盤からひたすらアクションアクション。
刀でバッタバッタ切ったかと思えば、刀を置いてのキレッキレのカンフー!!かっこよす!!
これが思った以上にキレてるのでビックリもの!
この主人公もギターと刀を除いても、だいぶ変。そもそもトレードマークのメガネも似合ってないし、声もおもったより高い。ただその変な感じもびしっと決まるこの世界。
ほうれん草モンスター、原人、ボウリング兄弟、靴の奴ら、台風男、風の神、など変な奴らが登場しては散っていく。
個人的には、途中の娼婦のバー前の、キッドを預けるマッチョな男の子がなんか好きでした。
あとは音楽対決。


この作品についてのレビューを読んだりすると、そうとうぶっ飛んだ映画なんだろうなという気持ちになるかもしれませんが、かくいう自分がまさにそうでしたが、実際にはけっこう普通な映画でした。
エルトポなり、キンザザなり、似た雰囲気でよりぶっ飛んで面白い映画を見ていたからか、けっこう途中で俺は飽きてしまいました。
しかし、低予算で内容も作りも雑ながら非常に心に残る作品であることは間違いありません。
やはり映画に限らず芸術は作り手の熱さかと。
”金字塔は一本で十分”
心に響きます。