かなかな

パーフェクト ワールドのかなかなのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

大号泣。空から降る一億の星思い出した。
けど最後の最後腹たちすぎて。今見た直後はこれ自首で終わったらあかんかった?という気持ちでいっぱい。
絶対この男いらんことするやんと思ってたらやっぱりやった。
照れながら渡しかけたあのハガキ、ケビンコスナー、泣ける。
よく現在過去未来をドライブに例えるのを聞くけど、元はこの映画からきてるのかな。
最近は映画の中でこんな例えの会話なかなかないけど、こんな話ができる人が好き。こういうことを言えるのはちゃんと向き合ってるから。やはり会話を描くには自分自身がしっかり人生と、ひとと、向き合ってないとかけない。

説明を随所にうまいやり方で入れてた、わかりやすくて勉強になった。
この人がアラスカにいったら、、もし誰かが抱きしめてくれてたら、お母さんが売女じゃなかったら、お父さんが帰ってきてくれてたら、、?と想像してしまうのは人物像の掘り下げがしっかりしてるのもあると思うけどやっぱり役者自体が持つ雰囲気と役作りだろうな。
投影をどこにするか、盛り上げのシーンでどんな風に投げかけるか、それをその先にどんな風につなげるか、非常に勉強になった脚本。
イーストウッドさんみたいに一流の自分が出て監督もしてる人ってどんな感じなんやろう。
かなかな

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