パーフェクト ワールドの作品情報・感想・評価

「パーフェクト ワールド」に投稿された感想・評価

最近、ホラーとかサイコに偏ってだいぶ汚れてきたので、 たまにはきれいな映画も見なきゃと思って借りてきた。

舞台はアメリカのテキサス州。
刑務所を脱獄したブッチは、8歳の少年フィリップを人質に逃走します。
ブッチとフィリップ、偶然にも2人には父親に恵まれない境遇で育ったという共通点があったのでした。
脱獄犯と人質という関係ながら、逃避行を続けるうちに、フィリップは、荒っぽくも たくましく自由に生きるブッチに父親の姿を重ね、またブッチは父親であるかのように、自分で選択し自分の意志で生きる道をフィリップに教えるのでした。
そうして2人の間には父子にも似た絆のようなものが芽生え始めるのですが。。

いやもう あらすじの時点でヤバイです(*_*;
てか、ジャケット見ただけでもヤバイのに(ノ_-。)
終盤は最近悩まされているドライアイも治ったかと勘違いするくらいヤバかったです(T~T)

脱獄逃走劇の中には、逃走中の2人が行く先々で出くわす様々な出来事、ドラマに加え、逃走するブッチを追いかける州警察のレッドや州知事からの指示で派遣された犯罪心理学者のサリー、それに同行するFBI捜査官らが繰り広げる政治や権力の構図を垣間見るストーリーも描かれていて、ときに笑ったり、ときに心温まるも、ラストの部分でそれらのストーリーが結びつき、最後はなんとも切なくやるせない幕切れの作品で、ブッチが、フィリップが、レッドが、サリーが切なかった。。


先に「アメリカンスナイパー」や「グラントリノ」を見たからかもしれないけど、この映画にもイーストウッド作品に良く見られるアメリカ社会への問題提起というか、背景にあるテーマ的なものをいろいろ感じたっぽい。

ブッチが逃走するのにこだわった車はアメリカの代名詞とも言えるフォード。
そのフォードに乗って目指した ” パーフェクトワールド ” = ” 理想郷 ” でしたが、それは遠い遠い遥か彼方のアラスカの地。
理想と大きくかけ離れた現実、
虐待と犯罪の悪循環のループ、
汚れた政治や権力の構図、
信仰のあり方への問いかけなど(今回はエホバの証人を引用しておりました)。。

今から23年も前の作品なんだけど、映画の中にアメリカ社会の縮図が描かれているようで、やっぱイーストウッドってスゲーなあ、毎度イーストウッド作品には心が揺さぶられるなあ、と、これで僕の汚れた心身もだいぶ浄化されたって気分になったのでした。


。。ケビンコスナーのお腹が出すぎてて(あんなおデブちゃんだった?)気になったのは僕だけだろうか。
パーフェクト・ワールド。

犯罪者が脱獄し、途中で出会った子供と一緒に逃げる物語。

子供との愛情に近い友情を描いた、不思議と心温まる物語。
さすが、クリントイーストウッド監督の作品。
すてふ

すてふの感想・評価

3.9
脱獄囚と少年
悪い奴なのに憎めない
言わずもがな
109

109の感想・評価

4.7

胸が締め付けられる。

最初観たときは必要悪の話かと思ったけど、もっといろんな要素が含まれてるともう一度観て思った。

見返してみると、ブッチは家に入ったときからフィリップに何か感じていたんだと思う。それから、のちのち分かる彼の過去からも、自分が父親だったらこうしていたい、こうしてほしかったってことをやっていたのかと思うとやっぱり彼は荒々しいけど優しい人なんだと思う。

最後のは納得いかないところもあるけど子供を守る立場だと確認する暇はなかったのかな、それでも撃たないでほしかった。

タイトル、、、難しいけどBGMと合わせて切ないしちょっと皮肉っぽい。
さばつ

さばつの感想・評価

4.0
脱獄犯と誘拐された子供の
逃避行物語。

愛情とも友情とも言える
この2人の関係。
ネタバレはしたくないから
あまり言えないけど
愛おしすぎるシーン多すぎた。

若き日のケヴィンコスナー渋すぎクール!
たつ

たつの感想・評価

3.9
善悪の複雑な感じ良い
もり

もりの感想・評価

4.9
鑑賞後今年一の深い息をつきました。(嘘。今年一はアベンジャーズ でした)。イーストウッドの作品観た後は毎回こうなる。泣きそう。
Yumarker

Yumarkerの感想・評価

4.9
感動作。
お互いの家庭が似た者同士のフィリップとブッチは親子のように見えました。
逃げている間もブッチが優しくて良い人になのも伝わって、周囲の人も薄々気づいてる感じが見てて思った。最後のシーンは感動し過ぎてヤバかった。
生涯ベストムービーの一本。
ブッチという男の生き様、子役フィリップの無垢さと心を許していく成長過程。
クリントイーストウッドはいつも相対的な正義を表現しており、あまり認めたくないことに対して時に厳しくヒリヒリさせる。
この映画にはいろんな形の友情というものが入っており、いつ観ても目頭が熱くなる。
見る視点によってはタイトルの『パーフェクトワールド』が浮かび上がるのかな。
最後に母親に保護され手を引かれながら、柵で引っ掛けたコスチュームの穴からハラハラとお札がこぼれ落ちるシーンは冒頭に繋がる小憎らしい演出。
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