パーフェクト ワールドの作品情報・感想・評価・動画配信

「パーフェクト ワールド」に投稿された感想・評価

i

iの感想・評価

2.0
少年を人質にとった逃亡犯が、少年と親子のような関係を築いていく内容だったと思うのですが、ラストで絶句したのをよく覚えています。
実はハロウィーン映画。
タイトルと裏腹に、目を背けたくなるような現実が横たわり続ける。

アメリカにとって全盛期といえる1960年代。しかし本作は、この時代がもつ光と影を「追う・逃げる・ついていく」という三者関係から描きだし、ロードムービーの枠に収まらないものを訴えかけてくる。

その一方で、コミカルかつのんびりとした場面を多用することによって、影をそこまで感じさせないようにもなっているから面白い。

親ってなんだろう?と考えるときに思い出したい一作。
タノ

タノの感想・評価

3.7
ブッチとフィリップの不思議な誘拐であり、冒険映画。
脱獄犯と人質になってしまった子供。
でも、時に見せる、悪の顔とは違いフィリップにはやりたい事をさせてあげる優しさがあり、だんだんと懐いてしまうのが、ストーリーの後半へと導くみつれて悲しくなる。
ブッチを辛い少年院へ入れて、変わる事を期待と親へ戻すことへの不安から罪悪感があったのか、複雑な想いを持っていたのが感じた。
フィリップが居なかったら、何をするか分からなかったが、一緒にいたおかけで、不思議なロードムービーになって、良い作品に仕上がっていたんだとら思いました。
どこで、道を外し、改心するのかは本人や環境次第なのだと思った。子供に手をあげる人に厳しいのがトラウマになってて、悲しい人生だな。
nago19

nago19の感想・評価

4.0
犯罪者寄りで見ては行けないと思うけど、楽しいロードムービーがしばらく続けばいいと思った。子どもへの暴力や理不尽な母親への過剰な反応が正常でないとは思うんだけど正義の味方っぽくて。ストックホルムシンドローム、ケヴィンコスナーがイケメンのせいもあるか。美しい景色と音楽が泣かせる。
まあまあ。
なんとなく展開読めてしまった...
KT

KTの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

2020.10.28
個人的にはだめでした。
惜しい。テーマはいい。
ロードムービーは好きだし、でこぼこの絆も好きだが、誘拐した子供に犯罪をさせるのはいかがなものでしょうか。
途中出てくる酒場の女が気持ち悪すぎて萎えました。
正直ブッチにそこまで魅力を感じなかった。
フィリップに怖い思いをさせて、フィリップが引き金を引いて、お涙ちょうだいは何だか違う気がする。
swag

swagの感想・評価

4.5
素晴らしいの一言。

一見、子供を人質にとった脱獄者が逃亡する話だが、こんなに美しい犯罪映画があるだろうか。

ブッチが放つ言葉たち全てに意味があり、
その人物の生きていた人生を物語っていました。
最後までかっこよく終わるブッチに色んな感情が込み上げてきて、すごく胸を打たれます。

心の底から見て良かったなと感じさせられる作品でした。
ざき

ざきの感想・評価

3.8

この一文字で全てが伝わる気がする
naosuga

naosugaの感想・評価

4.2
人が殺されたりする犯罪映画なのだが、その本質は情というものについてのファンタジーです。その意味で後の「運び屋」につながっている。悪人を描いてもファンタジーになるイーストウッドすごい。でも、劇中の存在感としてはケビン・コスナーすごい。
大統領のハロウィン2020⑦

周りから見たら逃亡犯と人質かもしれない。
だけど当人たちには一時でも、父と子だった…

脱獄犯のブッチとテリーは成り行きから1人の少年フィリップを人質に取る。しかし、その子は父親を知らず、宗派ゆえ、様々な “楽しみ” も禁じられていた…

「2人しか殺していない。」

ブッチが極悪人でも善人でもないことを象徴する、素晴らしいセリフだと思う。
ここで確かなのは「悪い人ではない」ということ。子は親を選べず、ただ生まれた場所と環境が悪かっただけ…
※故に、あまりにも雑で誤解を招くFilmarksのあらすじに、私プンスカしてます!!

フィリップに「Trick or Treat」を教え、ジェットコースターを体験させ、車の乗り方を教えるブッチはまさに理想の父親像であり、そんなブッチの仕草を真似するキャスパー・コスのフィリップに頬が緩む。

中でも、ブッチにハロウィンを許してもらい、嬉しさのあまり手を繋ごうとして外され、繋ごうとして…繋げた!時のウキウキ・フィリップに俺の心臓が爆散した。

それだけに留まらず、IQ指数の高いブッチと野蛮なテリーの囚人コンビに始まり、昔気質だが情に熱い署長と欲望剥き出しのFBI捜査官、家族思いの父親とそうでない父親…等々、本作では様々な男像が描かれており、それらが過去を描かずともブッチやレッド署長のキャラクターに深みを与え、フィリップの成長物語の一翼を担っていたように感じた。

伏線の張り方もイーストウッド先生は本当に心得ており、それが張り詰めに詰めて…プッツンして以降のラスト40分!押し寄せる緊張と感動の波は一入!!!

てか、前に見たことあってオチも知ってるのに、今見返すとなんだこれ、コスナー版『T2』やんけ…嗚咽が過ぎて見終わった後、1時間ぐらい放心状態だったわ…

ということで遂に…!
「俺的三大・嗚咽映画」が決定!!!

①『テラビシアにかける橋』
②『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
③『パーフェクト・ワールド』
※順不同
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