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地上より永遠にのsonozyのレビュー・感想・評価

地上より永遠に(1953年製作の映画)
3.5
1953年 フレッド・ジンネマン監督
原作はジェームズ・ジョーンズの同名のベストセラー小説
アカデミー賞で8部門受賞(作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、撮影賞、録音賞、編集賞)
原題「From Here to Eternity」は、ラドヤード・キップリングの詩「上流出身の兵隊」から。
ー上流出身の兵士は浮かれ騒ぐ、地上より永遠に呪われたる、われらごとき兵士に憐れみをたれたまえ..ー
邦題の読み方は「地上(ここ)より永遠(とわ)に」

1941年夏のハワイ、オアフ島のスコフィールド米軍基地。
ラッパの名手で元ボクサーのプルーイット(愛称プルー: モンゴメリー・クリフト)が転属し、良識のありそうな曹長ウォーデン(バート・ランカスター)に迎えられる。
そこには友人の陽気なアンジェロ・マジオ(フランク・シナトラ)もいた。

責務を果たさず趣味のボクシングと女に夢中な隊長に嫌われ、理不尽なシゴキを受けるプルー。
酒場で何度も喧嘩となる営倉の係長(アーネスト・ボーグナイン)から、最後はその暴力の餌食となってしまうアンジェロ。
という、軍隊内の人間関係の醜さの中での、プルーとウォーデンの心の交流。

ウォーデンと、ホームズの浮気癖に嫌気がさしていた妻カレン(デボラ・カー)との不倫。
プルーと、兵士相手のクラブで働くロリーン(ドナ・リード)との駆け引き。
という2組のラブストーリーが絡む展開。

そして、のどかな日曜の朝食時間、日本軍による真珠湾攻撃が始まる。。
この零戦による奇襲シーンは日本人として何とも言えない気分になります.....

この手のクラシックな作品は、公開当時の鑑賞者になりきって(無理ですが。笑;)、登場人物の魅力を楽しむようにしてます。
このビジュアルにある、バート・ランカスターとデボラ・カーの海岸でのキスシーン。
いい男モンゴメリー・クリフトと、いい女ドナ・リード(助演女優賞)。
軽妙な演技のフランク・シナトラ(助演男優賞)。良かったです。