噛む力がまるでない

キック・アスの噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

キック・アス(2010年製作の映画)
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ビジランテと復讐劇のミックス。ヒーローとは?自警とは?みたいなことを言い出すと苦味強めになっちゃう中、そのあたり強く突っ込まずエンタメに徹していて面白かったです。
主人公が肝心なところ以外わりと何もしてないのはカメレロン的(マンガの)というか。まあでもこれはヒット・ガールの映画ですね。かっくいい。

めっちゃ殺して死んでますけど、スタイリッシュな映像のおかげであんまり気分悪くならないところなんかマシュー・ヴォーンやっぱうまいなーって思うし、デイブがアレで登場するシーンに大げさな歌が流れる演出には「コテコテのマシュー・ヴォーンやな!」と叫びたくなった。