フィクションとリアルの匙加減が絶妙な映画でした。軽快な音楽の中、ちょっとグロいのもありのアクションシーンを展開するのは、マシュー・ヴォーン監督の得意とするところなのかな。
ヒットガールのアクションや表情がとても良いですね。台詞も下品で、最高です。
でもそれ以上に、主人公であるキック・アスが、ただのヒーローオタクからひとかわ向けて成長する王道展開が良かったです。 あんまり成長していないですが、彼なりの成長です。それで良いですよ。
欲を言えばニコラス・ケイジのビッグ・ダディの活躍を、もう少し観たかったなー。