B級怪獣エイガ

ツバルのB級怪獣エイガのレビュー・感想・評価

ツバル(1999年製作の映画)
3.4
いつの時代か、どこの国かもわからないボロッボロの個人経営のプールでの美女と変態不細工真面目おっさんのラブストーリー。特にセリフはなし。
また全編、シーンが変わるごとに画面のエフェクトの色も変わる仕様で映像は雰囲気があってとても綺麗。世界観も良い。

しかしストーリーが合わなかった。

なんと言っても、美女の着替え中の個室を下から覗き込んだ挙句、目の前にぶら下がった彼女のパンティをフンスカフンスカスーハースーハーしたのにも関わらず【笑って許される】(むしろ美女がそれを楽しんでる)。変態おじさんが普通に都合がよすぎる。

また美女に物を盗まれて追ってる時にラッキースケベからの熱いキスされるの都合がよすぎる。

さらにラスト都合がよすぎる。

要するに嫉妬しかない。

なんだこの娘は。都合よすぎでしょう。

お前にその子はもったいない!!

…となり、主人公の不細工変態おっさんが(根底はいい人なんだが)好きになれず。

しかし雰囲気とか凄くいいので主人公のこの羨ましすぎる所をスルーできれば楽しめるかと。セリフほとんどないのと一緒だけどストーリー全然追えるし。
でもそれ抜きでも結構芸術的な映画なのでそういうの得意じゃないと退屈になると思うので注意。