【なんだかほっこりしてしまう密室劇】
密室劇を作るとなると、かなり良い脚本を書かないと、視聴者は飽きてしまいますよね。
ワンシチュエーションは難しい。
第50回ブルーリボン賞作品賞。
あらすじ↓
あるアイドルの一周忌にアイドルオタクの5人が集まろうということになった。
自殺とされたアイドルは実は自殺ではなかったのではないか。
ある人物のこの発言により、一年前のあの日本当はなにがあったのかその真実が少しずつ明らかとなっていくのだが・・・
くやしい。おもしろい。
密室劇に自分が弱いのもあるけど、よく練られている。
面白いのが、【アイドルの死】というのを主軸に置いたことですよね。
ここで、笑えるおもしろさの面がでてくる。
単なる密室劇にならないのはこのせいでしょうか。
アイドルだからこそのストーカーの意義や熱狂的なファン等の存在が事実をややこしくしてしまう。
ある意味で固定観念を持ってみるとやられるかもしれませんね。
そして、納得の結末でした。
ちなみに最後の含みをもたせたあのエンドロール後の終わり方。
大好きです!!
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之という曲者ぞろいのメンバーによる心理戦と、アイドルの歌に合わせて踊るダンスは必見です!!
こちらはかなりおすすめです!!
2016.3.3
