ストーリーも展開もぶっ飛んでいる濃い作品でした。
かなりの低予算な雰囲気が漂う宇宙のセット、ストレッチマンみたいな姿の異星人といい良い意味でのアバウトさが魅力的に映ります。
当時のパソコンが「カヤマ ユウゾウ」と表示したら「何を隠そう私の本名が加山雄三だ」、というボケや無線の反応が無いのに対して「便所に行っているのではないのか」みたいなツッコミが面白かったり、コント55号の二人も喧嘩したりボクシングしたりレースしたりとかなり体を張ってます。
闘争本能が無く、食って寝るだけという当時の平和ボケした?現代人や戦争に対する批判も盛り込まれています。