January 2nd
78年の映画だが、61年の"West Side Story"とあまり違いを感じられなかった。少なくともこのタイプの映画の作りとして。時代背景を踏まえたとしても、いまのミュージカル映画とは大きく違った構成で、時代を感じる作品。
フレーミングにしても、その時代のファッションを写したいのかわからないが、フルフィギュアーかミドルショットのが多すぎて、キャラクターの顔が画面の上半分にあることがほとんどで、なんだか変な感じがした。
さらに、ローアングルのショットが多かったのもなんだか変な感じ。"West Side Story"同様、かなり多くのキャストがいたため、しょうがないのかもしれないが、画変わりしないような感じがした。曲が良かったのが少しの救いか。
ダンスパーティ？でのシーンは長回しでかなり見ものだが、誰にフォーカスを与えればいいのかわからないような感じ。この後に、ダウントンアビーをみたら、明らかな違いがあった。ダウントンアビーもキャストが多いが、各ショットで誰が主役なのか明確にわかるカメラワークや俳優さんたちの演技。これがテレビシリーズだと考えるだけでビビる。
アメリカかぶれ芸人で出ていたから見てみたものの、もし二時間超えたら退屈だろうなって作品。
