みおこし

コンチネンタルのみおこしのレビュー・感想・評価

コンチネンタル(1934年製作の映画)
3.6
歌手兼ダンサーであるガイは、親友のエグバートとパリからロンドンへ帰る道中、ある女性の服がトランクに挟まれているのを助けるが、彼女は名前も告げず立ち去ってしまう。一目惚れの末、ある日偶然彼女と再会するが、実は彼女はエグバートの事務所に離婚相談に来ている人妻ミミだった...。

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの人気を不動のものにしたミュージカル。音楽をコール・ポーターが手がけた人気の舞台版を、いかに映画版に落としこめるか熟考された作品だそう。表題曲の'The Continental'始め、ポーターの有名な作品でもある'Night and Day'など、いま聴いても思わず口ずさみたくなる楽曲が目白押し。
テンポも抜群だし、白黒でも息を呑む迫力のダンスシーン。トーキーが始まったばかりの頃のミュージカルは、どれもタップダンスメインで今からするとやや物足りなさを感じさせるものも多いけれど、アステアのしなやかなダンスはタップのみならず、バレエやジャズなど他のダンスの要素も彷彿とさせるので、そういった意味でも1934年という時代に彼が登場したことは画期的だったのだなと。
ジンジャー・ロジャースも本当に綺麗!!二人ともなんだかまだ初々しくて、後年の作品とはまた違った魅力を感じました。

アカデミー賞を獲得した'The Continental'は、二人のダンスというよりは、とんでもない数のカップルが同時に広間で踊り出すという群舞が圧巻。必見です!

...なんとまだ有名でない頃のベティ・グレイブルも出ているらしいのですが、発見できず。気になる!