Shirorin

コンチネンタルのShirorinのレビュー・感想・評価

コンチネンタル(1934年製作の映画)
4.0
本日もう一つ、ダンス💃の素晴らしい作品!
(フィルマの方に教えて頂きました。ありがとうございます😊)

税関で出会ったミミ(ジンジャー・ロジャース)に一目惚れして猛アタックするガイ(フレッド・アステア)。けど、実はミミは離婚訴訟中。ガイの親友の弁護士エグバート(エドワード・エヴェレット・ホートン)が一計を案じるが、誤解が誤解を生み…というストーリー。


まず最初のカットに、さっきまで見ていた “ムーランルージュ” が映ってビックリ😵‼️
こんなことってある?
風車がクルクル回っていました。


アステア×ロジャース作品は初めて。
私が見たアステア作品の中ではかなり初期だけど、既に薄毛なのね〜。
けど、若いだけあって、ダンスは最高!
長い手足が映えるし、見るからに軽くて素早い身のこなし。

ロジャースとも息ピッタリ!
「ナイト・アンド・デイ」でロジャースがくるくる回るたびに、エンパイアラインのドレス👗の裾の舞が甘美で優雅😍

「コンチネンタル」の大勢のアンサンブルのダンスはカラーで観たかった!
でも、モノクロ映画であることを活かした、縦割りで左右で色の違うバイカラーのドレスは、右を向いたり、左を向いたりする度に印象が違ってステキ。

階段のところでパートナーにダイブしてポーズ取るのとか、衣装チェンジとか、フォーメーションとか、とにかく人数が多いので圧巻でスゴイの一言!

ラスト、アステアとロジャースが狭い部屋の中を、床、イス、テーブル、イス、床、と流れるように移動していくアクロバティックなダンスも、2人にかかればエレガント!


親友のオトボケぶりや、忘れっぽい伯母さんに、合言葉を覚えられないジゴロ、愉快なホテルスタッフ、主演2人以外のキャラも濃くて、ダンスだけでなくコメディとしても💮でした😆


アステア×ロジャースは10作品あるそうで、他の作品も観てみたくなりました。


偶然は運命の申し子
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