ふゆ

ヘイフラワーとキルトシューのふゆのレビュー・感想・評価

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優しすぎる人はいつか壊れる

カラフルで可愛らしい映画なのだけど、わたしはこの物語をただの可愛い姉妹のおはなしとしては見れなかった。ヘイフラワーの「割れても笑ってる」ってことばには恐怖と危機感すら感じた。
いつだって自分よりも妹を思い、大人になりきれていない両親のためにお手伝いや、しなくていい我慢だってする。いつだっていい子。バリバリ妹気質のキルトシューは自分の思い通りにならないと気がすまなくてお姉ちゃんの気持ちなんておかまいなし。

途中からヘイフラワーの気持ちを思うと苦しくて苦しくてほとんど真顔でこぶし握りしめながら見てた←
もっとわがままになっていいんだよ キルトシューなんてひっぱたいて泣かせてやればいいしお手伝いなんてしなくてもいい もっと自由でいいの、ってヘイフラワーを抱きしめてあげたかった。 神様にお祈りして、まぐれでそれが叶ったら健気に窓際へ走っていってお空に向かって「センキュー」って言う姿で泣いた。この映画で泣くと思わなかった。 さいごの後ろ姿はもう二度と戻ってこないように思えて不安で不安でしかたなかった
壊れてからじゃおそいんだよ、
私は大切な人が壊れていくのに気づかずに壊れてしまってから死ぬほど後悔した だから楽しくなんて見れなかった
映画ってやっぱりその人の経験が感じる気持ちを大きく左右させるんだなって再確認した映画