MARUKO

第三の男のMARUKOのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
5.0
これそんなに普通ですか?
ともする私は、終始ひたすら「うわ、シャレオツ~」って圧倒されっぱなし。

めちゃくちゃおしゃれなの。
惚れ惚れするような″映像美″。
白黒なのに。
ライティングの極限芸術って言っても過言じゃない。
白黒だから。
あまりモノクロの映画を観たことがないから、これからこの芸術に触れていくところだけど、この良さにはハマりそう。

こういうストーリーを、推理したり考えたりしながら観るタイプではなく、いつも通り全体をボーッと楽しんでるから、展開も純粋に面白かった!(台詞とかは頭の片隅に、後から納得します笑)
で、一回ビックリしてから遡ってみると、ありそうなサスペンスなのかも。でも、やっぱり普遍で面白い。

締め方も完璧、お手本のよう。このときもまた画がおしゃれなの。大好きなラスト。
"poor""poor?"
光と影、善と悪。
大満足!

どっちが撃った!?!
MARUKO

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