第三の男の作品情報・感想・評価

「第三の男」に投稿された感想・評価

映像技法的な面白さ、心身ともに余裕のある時でないと楽しむの難しい問題…。

ラスト下水道のところはちゃんとかっこよかった記憶がはっきりある。あと戦争の影がちらつくのはとてもよかった。
あの顔!!オーソン・ウェルズだったのか!!ちょっと怖い。
いろんなとこからドイツ語聞こえて八方塞がり感すごい。
劇場で見なきゃなやつじゃない??
これは面白かったです!
yu

yuの感想・評価

4.0
あのセリフってこの映画だったんだ…
構図・アングルがおしゃれすぎる
ナツキ

ナツキの感想・評価

4.0
ホリーの洞察力が鋭くて水面下で行われる腹の探りあいが面白かった。映像もモダンでお洒落で、音楽も演出の仕方も素敵で楽しんで見ることが出来ました。少しずつ明かされていくハリーの謎と人間性にドキドキ。
映画の中で何度も流れるあの曲、今まで聴いた事はあっても詳しくは知らなかったのですが、この映画のテーマ曲だというのが知れて嬉しかったです。
作家のホリーは、友人のハリーの招きで街に訪れたが、ホリーが家を訪ねた時にはハリーは亡くなっていた。
交通事故で亡くなったと知らされたが、何かおかしいと感じ、調査を進めていくとハリーが事故にあった瞬間を見ていた第三の男が居たことを知る...。死の真相を知る第三の男とは...?

というストーリーですが、めちゃくちゃ面白いです。
ストーリーはもちろん、無駄のないシーンの連続で、会話だけで繋ぐシーンも引き込まれます。
更にカメラワーク。水平に置くことなく、斜めからのシーンや、影を使った演出。白黒映画で描いた光と闇。
手に汗握るハードボイルド映画です。
matsushi

matsushiの感想・評価

4.0
理解のしやすい内容に加えて、光りと影を技巧的に駆使して、模範のようなプロットをより芸術的に仕上げた名作ミステリー
正直退屈だった。
どうして、ここまで評価されているのか解説を聴いて納得。
なぜ、こんな友達をわざわざアメリカからウィーンに呼んだのか?
ホリーとハリーとか名前似すぎとか、
インコに手つつかれる意味あった?
そんな頭の片隅に残る小さな疑問にもちゃんと答えが用意されていて名作と呼ばれる意味がわかった。
もう一度見返したいと思うし、この映画からインスパイアされた作品にも興味を持った。
こういう解説もなく文句なしに面白いと感じることのできた当時の人たちは、戦後間もないという時代の空気もあっただろうけど、今より文化的素養みたいなものが上だったのかとも思う。
ラストシーンは文句なしに動く絵画として部屋に飾りたいレベル。
2018.10.04
機内にて観賞

ウィーンに行くということで観賞に至った。

プラーター公園のみがピックアップされて取り上げられがちだが、構成としては「カサブランカ」などと似ていてウィーンに来た男の物語なので、オールウィーンロケである。
戦後すぐのウィーンは魔都香港のように分割統治されていてかなりカオスな印象だったようだ。立ち上がっていく時期独特の混沌とした雰囲気が強く出ている。その時点で面白い。

撮影手法としては、夜の市街地の暗さを活かした人影の効果的な演出が冴え渡っている(見たことの無い光と影)。
ウィーンの下水道(地下迷宮)の舞台装置もものすごく面白い。

第三の男が初めて現れる際の、普通の構図からホリーに付けPANすると思わせつつ観葉植物の茂みへのトラックアップ、そして茂みを通り越して第三の男を写すあのカットは最高だった。
もちろんラストカットの素晴らしさはいうまでもない。

良い映画。
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