松岡茉優

明日への盛装の松岡茉優のレビュー・感想・評価

明日への盛装(1959年製作の映画)
4.0
とにかく主人公のクソ女っぷりがやばい。実家が床屋であることにかなりのコンプレックスを感じて、美容師学校に行くと偽りながら金持ちが集う大学(学習院がモデル?)に入学。しかもその目的は金持ちの息子に嫁ぐためで、更には男を勝手に格付け(これは男性側もよくあることなのでちょっと面白かった。)自分を少しでもよく見せようと金がないのに高いものを身にまとったり、バイトを自分勝手な理由ですぐに辞めたりとにかくやりたい放題。「世の女性たちはこういう女性になってはいけませぬぞ」っていう啓蒙映画だとは思うんだけど、あまりのクズっぷりに途中から逆に愛おしくなってしまった。
観てる間は演出、話ともに凡庸だなあと思ったけど振り返ってみるとかなり狂ってる。最後は飯を食うとこで終わるんだけど、まあ旨そうでよかった。