MCU第3作、シリーズ2作目。
前作同様、アクションとコメディのバランスが凄くいい作品。
ラストアクションシーンでの空中追いかけっこで鳴り響くカーセンサーや全然効かないポンコツミサイルなどクスリとさせてくれつつ、しっかりアクションもみせてくれる。
前作よりも物語が重くなった分お笑いシーンの大事さが伺える。
とにかくガラス割れまくり、ぶっ壊しまくりの前作以上の迫力あるアクション。
残念なのは敵キャラが地味なところ。
ミッキーロークというインパクトあるビジュアルの持ち主を起用している割にあまり動きのない攻撃を繰り返し、挙げ句の果てに弱い…。
荒くれ者のマーヴ様だぞ!
もっと動かしてくれ!
物語の要素も多く、少しゴチャゴチャした印象。
アベンジャーズ計画のせいで敵がおざなりになったり、元素開発の下りもよく分からない。
親父はすでに元素開発に成功していたということなのか、それをなぜ暗号化したのか…次回作で語られるのかもしれないが、正直疑問点が多い。
あと1番残念なのはローディを演じていたテレンスハワードが降板しているところ。
正直こんなキャラだったっけ?と思ってしまうほど印象が変わってしまった。
ただ、アクションとお笑いというアイアンマンの持つ魅力は上がっていたので、見応えとしては十分で楽しめる作品。