エスティ

アイアンマン2のエスティのネタバレレビュー・内容・結末

アイアンマン2(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アイアンマンが自分だと公言し、一躍ヒーロー扱い、そして前作にもましておちゃらけたトニー・スターク
だが実はリアクターの動作に必要な元素パラジウムの中毒症状で、命の危機に瀕していた。

そんな折、アイアンマンという武器の保有を国から責め立てられ
しかも自分でリアクターを作って簡易スーツで武装したイワンの襲撃にあう

前作にもまして複雑に絡む人間関係や世論、国の評価
シールドも前回より大きく関わってくる為、並行して進む話が多い

だが人前では相変わらずおちゃらけたトニー
喜怒哀楽の表現も増し、人間模様として見応えも上がったが
アクション面の見せ場も多く、ローディ中佐との共闘もわくわくさせてくれる

そして試行錯誤の開発フェーズでも、父親の知られざる信頼に触れ
ヒントを得てやる気を出すシーンは見ていて中々テンションが上がる。
天才以外では小型のリアクターは不可能レベルという状態なのに
自身で作成してしまうイワンも相当な天才だが、さらに上を行くトニーはやっぱりすごい

そしてマーベル的には次のヒーローへの示唆を含んだ終わり方
これはもうアイツしかいない…ファンには胸躍る上手な締めくくりとなった