やわらか

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇のやわらかのレビュー・感想・評価

3.9
新文芸坐×アニメスタイル セレクションで「紅蓮編」「螺巌編」2本連続で鑑賞。テレビシリーズを再編集と言うことで、性格的に家でアニメ観れない自分には大変ありがたい。

ストーリーの構造が複雑なロボットアニメとしては一昨年ぐらいに観た
コードギアスと比較してしまうけど、こちらの方が70~80年代のロボットアニメを下敷きに、よりメタアニメっぽい気がする。

「紅蓮編」は「螺巌編」と比較するとまだ日常シーン的な部分が描かれているので、シモンたちの「普段」が感じれてシリーズを追体験した感じがある。なるほど、これはシモンの成長の物語であり、かつ群像劇のそれぞれのキャラの物語でもあるのね(総集編にされてるからその辺弱いけど)

「螺巌編」と続けて観ると、カミナの暑苦しさと若いシモンの未熟さが対比のために強調されすぎてちょっとかったるい感じがするけど、それも後々のカタルシスのためか。
 
あと、2作通じてなんだけど、無駄にお色気ショットみたいなのは今の自分から見るとこっぱずかしいだけだし要らない気がするなぁ。その当時の人たちは喜んでいたのだろうけど。
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