らんらん

喜劇 各駅停車のらんらんのレビュー・感想・評価

喜劇 各駅停車(1965年製作の映画)
3.5
ベテラン機関士森繁久彌はもう歳も歳なのて、そろそろ辞めたら?と上司山茶花究に勧告されるが断固として断る
機関士の仕事を誇りに思い、これまで無事故無欠席で通してきたこともありまだまだやれる!と息巻くのだった
そんな森繁に引導を渡す役目を密かに言い渡された機関士助手三木のり平
初めはいがみあう2人であったが徐々に心を通じあわせ親密になっていく、、、

メインとなるのは森繁久彌、三木のり平のコンビに飲み屋の女将岡田茉莉子
脇では森繁の妻で森光子、国鉄関係で山茶花究、佐原健二、南利明ら

森繁久彌は確かにおっさんだけど、言うほど年寄りには見えないなー
岡田茉莉子にしてもおばさん連呼、ババアとまで呼ばれたり
設定的には両者とも実年齢よりも一回り以上っぽい
森繁久彌が完全老人扱いなのに三木のり平は若者設定なのも違和感あったなー

タイトルに「喜劇」ってあるようにコメディ要素も多いんだけど、真面目なシーンも多い映画
劇中汽車が脱線、横転する大事故が起こり佐原健二が死んじゃったりする
作品紹介にも書いてあったけど、実際の映像で汽車が横倒しになってるシーンがあるの、これなかなかすごいと思う、ほんのちょっとのシーンのためだけに手間暇かけたなーって

全体的にはまあ普通、あとから振り返ってもあまり思い出せそうにない内容かも
良かった点は、、、岡田茉莉子、森光子、あと三木のり平が片想いする看護婦さん、女優さんたちが魅力出ていた、みなさん綺麗

あとは、、、褌一丁になる森繁久彌、三木のり平の姿が見られるよ!おっさん達の裸見ても楽しくないかもだけどー
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