にっきい

継承盃のにっきいのレビュー・感想・評価

継承盃(1992年製作の映画)
3.1
古手川祐子の生脚。そして半乳。

今となっては昔過ぎて何で観に行こうかと思ったのかも覚えてない作品。
多分大森一樹監督作だから観に行ったんだと思います。

テキ屋殺すに刃物は要らぬ、雨の3日も降れば良い。って話し。
東映ヤクザ映画なのに抗争や流血がないどころか、そもそも喜劇。
冒頭の二代目の継承式が決まって準備して4日前まではシリアスだったけど、川谷拓三と真田広之が出て来てからは雰囲気が一転。
しかし出演者が豪華な事。
緒形拳、梅宮辰夫、芦田伸介、大竹まこと、名古屋章、羽野晶紀…等々。
暴対法の施行でヤクザがヤクザらしい儀式を行い難くなった90年代。
堂場組長は高齢の為花村に後目を譲る事にする。
盛大な継承式を行う為に準備を進めるのだが、式の4日前に媒酌人が入院してしまい…、って話し。
今でこそヤクザの儀式とかも一般人でも知る事が出来ると思いますが、当時は内容を知る術もなく、ヤクザ映画を作り続けてきた東映だからこそ出来た作品だと思います。
真面目なヤクザ映画ならまだしも、コメディに本物のヤクザが協力してくれるような時代でも無かったし。
媒酌人の代役として選ばれたのが田舎の親分。
もし本来の媒酌人が退院されたら出番はないし、継承式に出席する事さえない。
しかもその代理媒酌人が実はアル中で、酒を飲むと何をしでかすか分からないような男。
まあずっとドタバタと楽しい話しで、東映ならではの本格的な部分もありかなり好きな作品でした。
当時は「ヤクザ映画がおちゃらけちゃダメ」と酷評されたみたいですが。
ED曲も吉田拓郎さんで、ヤクザ映画ってよりは成り行きでヤクザになっちゃった青年の成長を描く青春映画って感じ。
なんかめちゃくちゃ"ヤクザ"ってワード使った気がするけど、一体何回使ったんでしょうか?w

今作、地元のGEOにもTSUTAYAにも置いてなくて、お取寄せするかポチるかずっと迷ってました。
そしたら仲良しのりょーこさんから「GEO宅配レンタルが充実してる」と教えてもらったので早速使ってみました。
ボクは月4枚までレンタル出来る月額コース。
TSUTAYAプレミアムと一緒で返却期限は無いのでゆっくり見れます。
しかも宅配なので店舗に行く必要もないし。
ただ送られてくるのがペラペラのビニールの封筒にDISCだけが入って送られてくるので借りてるこっちが破損や紛失とか心配になるw




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1992年
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:自由席
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:119分
備考:過去鑑賞記録
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