フライ

愛と哀しみの果てのフライのレビュー・感想・評価

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)
4.1
正に名作!
男の自分が見てもこの頃のロバートレッドフォードは本当にカッコいいし、メルリストリープは美しい。
アフリカの美しく広大な大地と自由奔放な生き方をするデニス、強く美しいカレンの生き方と信念、友愛はこの映画の肝。カレンの強い生き方には観ていて気持ちが良く全ての人を引きつける魅力があった。だからこそ自由を求めるデニスやカレンの執事、一緒に働くアフリカ先住民からも慕われたのだろう。ラストは心震えるものがあった。特にカレンと黒人執事のラストのやり取りはお互いの信頼と愛を感じる事が出来、尚更悲しくなった。
かなり長く単調なので最後まで観るのは大変だと思うが、ラストの悲劇含め大きな愛を感じる事ができる素晴らしい作品なので観て損は無い。
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