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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のsのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

J・R・R・トールキンの傑作ファンタジー「指輪物語」を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ3部作の完結編。

全てにおいて素晴らしい。
ロードオブザリングでは登場人物によって抱く感情とか背景が違うからそこも楽しい。また女性のファンも多い理由としてアルウェンの品のある美しさやエウオィンのたくましい姿という理由もあると思うのです。本当に憧れます。

3部含めたサムがもう素晴らしい。変わってしまったフロドを見捨てず付いてく姿ほんとかっこいい。友情素晴らしい。

私のお気に入りシーンはペレンノール野の合戦です。ローハンの騎士による戦いとオリファント(ゾウ)が出てくる所の戦いシーン。「死のう!」に込められた想い。ローハンの騎士よりもオークの方が圧倒的に数が多いのに、そのオーク達でさえ表情が怯えてしまうんです!何て表したらいいんだろう。ローハンの騎士誰一人と死に怯えてる表情の人がいないんですよ。皆んなの心を一つにするセオデン王やっぱりすごい方だ。馬に乗って突っ込む姿と音楽がもう良すぎて良すぎて眩しすぎて、今まで見た映画の中で史上最強と言っても過言でない。オークが矢を放ってくるのですが、ここで思い出されるのがボロミアですね。矢がどんなに刺さろうと息絶えるまで戦おうとする姿が蘇ってきます。そして角笛がもうかっこいいんですよね。シリーズで色んな場面で角笛は登場しますが、どれも音が違くて好きです。個人的に大好きなシーンで何十回と観ました。このシーンに関しては月1回は必ず観ないと気が済まないです。むしろ月1回は必ずどれかのシリーズ観てます。

またこの映画では「光」と「闇」を使い分けているところが個人的にいいと思う。特にそう感じるのが「空」です。光に満ちた空と対比させ、どんより暗く重たい空の色使い。またガンダルフが光を放ってくるシーンはそれだけでもメッセージ性が高く、窮地に追い込まれているからこそ、その使い方が効いていると感じます。

広大なニュージーランドでの撮影と音楽がこれまたグッと合っていて、絶対に生きているうちに行ってみたいと思います!
→ホビット村には行ったので今度は周遊しながらロケ地回るぞ(更新)
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