あしたか

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のあしたかのレビュー・感想・評価

5.0
[再鑑賞]


[あらすじ]
恐ろしい力を増す指輪とゴラムに翻弄され、ついにサムとも決別してしまうフロド。そしてアラゴルンとガンダルフは全種族の先頭に立ち、総力を結集したサウロンの軍に立ち向かう。暗黒時代の幕開けか、それとも…。世界の命運をかけた最後の戦いが始まる!(U-NEXTより抜粋)

言うまでもない傑作 of 傑作。
伝説のファンタジー三部作の完結編。


[見所]
●壮大な映像
⇒数万単位の軍勢の戦いを描く説得力に溢れた、大迫力の映像。後にも先にもこれ程ワクワクさせてくれる戦闘シーンのある映画はない。ペレンノール野の戦いは間違いなく映画史に残る大決戦。

●少年漫画顔負けの激アツストーリー
⇒古めかしいファンタジーだと思って敬遠してる人も少なからずいると思うが、そんなことは気にしなくていい。基本的には「うおおお!」と声を上げたくなるような熱いストーリーが終始展開されていく。特にこの3作目は胸熱なシーンだらけ。ローハンの角笛が鳴り響くシーンは最高。

●音楽
⇒名作映画に名曲あり。世界観に完璧にマッチした音楽がこれでもかと言うほど盛り上げてくれる。特に「フロドのために」をきっかけに流れるメインテーマに涙した人も多いはず。三部作通してのベストシーンだと思う

●わかりやすいストーリー
⇒設定もキャラクター数も膨大かつ長大な原作をよくもこんなにわかりやすくまとめてくれた。切るところは思い切って切っているが、映画としては寧ろ満足度が上がるようなバランス。壮大で熱い物語を大いに楽しめる映画に仕上がっている

●魅力的なキャラクター
⇒アラゴルン、レゴラス、ギムリのゴールデントリオは勿論、今作のMVPサムには泣かされた人も多いはず。

というわけで総合的に圧倒的な完成度を誇る本作品。アカデミー賞11部門受賞も納得。
あしたか

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