タマル

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還のタマルのレビュー・感想・評価

3.0
フロドとクソデブはゴラム(スメアゴル)に導かれ、「滅びの山」に通じるという秘密の洞窟へと向かっていた。しかし、これは脱出不可能な洞窟に誘い込んでフロドとクソデブを処理し、「いとしいしと」を手にせんとするゴラムの策略であった。ゴラムの問わず語りをこっそり聞き、策略に気づいたクソデブは暴力でゴラムを排除しようとする。そのひたすら意地汚いデブの姿にフロドは失望を覚え、一同は互いに不信感を抱いたまま、洞窟への道を急ぐ。

一方、エントとともに白の魔法使いサルマンを無力化したメリーとピピンは、ガンダルフ一行と合流していた。ここまでは万事順調に進んでいたが、その晩、頭の軽いピピンがサルマンの石「パランティア」にうっかり触るという愚行を犯してしまう。期せずして石からサウロンの次の襲撃先を知ることができたものの、ピピンはメリーとの別れを余儀なくされた。

ピピンとガンダルフが向かった先は王国の都ミナス・ティリス。「パランティア」から読み取れた襲撃先がここである。王が不在であるため、デネソール侯が代理で執政している状態だが、彼は権力を失うことを酷く恐れている様子であった。次の襲撃先であることを告げられても、王座を奪われることを危惧し、決して援軍を頼もうとはしない。ガンダルフはデネソール侯の援軍要請を引き出すために一計を案じるのだった……。


個人的には、二部でひどいゴラム差別をしてたクソデブが「いいひと」みたく描かれたのは大変不満でした。あんなデブくらいしか特徴のない醜悪なドワーフが良さげに描かれるなど憤懣やるかたなし。
ゴラムくんは相変わらず最高!
あの散り方はマジで泣く。。。
タマル

タマル