前日に見た『友だちのうちはどこ?』は1987年の作品。
その3年後にマグニチュード7.4の地震が現地を襲いました。
これは監督が主演の男の子、アハマッドの安否を確認するためコケル村を訪ねるという設定。
カテゴリーはドキュメンタリーとなっていますが、ドキュメンタリー調という方が合っているかも。シナリオがあるっぽいです。
多くの犠牲者が出た災害でしたが、残された人々は「神のご意思」として受け止め、淡々とがれきから必需品を取り出していました。
悲しみにくれるのではなく、前を向いて生活を立て直す姿にリアリティを感じました。『そして人生は続く』タイトル通りのストーリーです。
こんな続編って珍しい。コケル村に近づくにつれて、前作に出演していた人が現れ始めるので彼らの無事を心から喜べました。