課長とヒロシ

ハドソン・ホークの課長とヒロシのレビュー・感想・評価

ハドソン・ホーク(1990年製作の映画)
3.4
課長(以下課):巷では広くダメ映画として認知されているが、個人的にはそこまで嫌いではないけどな

ヒロシ(以下ヒ):『ダイハード2』(1990年)直後という事でアクション・スターとしての地位を不動のものにしたブルース・ウィリスさんですが、この時期は本作に加え、『虚栄のかがり火』(1990年)『ノース 小さな旅人』(1994年)など酷評された映画にもたくさん出演しており、なかなかカオスな状況ですね(笑)

課:それだけ仕事を選ばないってのは尊敬するけどな。まあ本作は唯一ウィリスが脚本まで関わった作品で、制作はジョエル・シルバー。演者はアンディ・マクダウェルとダニー・アイエロ、ジェームス・コバーンなど名優を揃えたが、いまいちコンセプトがはっきりしないのが失敗の原因かな

ヒ:コメディとして見れば面白いんですが、存在感ある人が揃いすぎちゃったので、視聴者にシリアスなサスペンス・アクションを期待させる状況になってしまってギャップが生じた感じです

課:だなー、製作陣の意図するところと観る側の期待値がズレた感じだ。まあシリアスにしても十分面白かったと思うけどな

ヒ:はい!、、そうゆう事で本作は「これはコメディ映画だ」と3回自分自身に言い聞かせてから見るようにしましょう!(笑笑)

ストーリー 3
キャラクター4
世界観   3
演出・演技 3
音楽    4
ファミコンする?度99
課長とヒロシ

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