かや

スーパーチューズデー 正義を売った日のかやのレビュー・感想・評価

3.7
クソみたいな政界じゃ忠誠心が唯一の頼れる通貨だ。

政治サスペンス映画。
それも知事を支えるコンサルティング、いわゆる戦略を立てる人たちの裏工作みたいなものが描かれる。
海ドラの「ハウスオブカード」のようなものと想像していただければわかりやすい。
関係ないけどちなみにこのドラマめちゃくちゃ面白いからオススメです!

話逸れましたが、本作はと言うと、緊張感のある心理戦とドロドロな人間関係によって引き起こされる政治バトルに引き込まれた。
もともとこういうサスペンス映画が好きなこともあって楽しめた。

参謀は忠誠心が唯一の武器である。
しかしそれを貫いたとしても報われないこともある。
正義を売ることで成功することだってあるし必要だ。
どれだけ狡猾に裏で手を回し、選挙を有利にすることができるのかがカギなのである。

このせめぎあいが一番の見所であり、物語に推進力を与えている。
日本とは選挙の形態が全然違うから、細かいことは分からないかもしれないが、別に政治を知らなくても問題ないと思います。

そして主演のライアンゴズリングがまぁかっこいい!
裏があるというか、無口でクールな雰囲気のキャラは「ドライヴ」同様最高ですね。

「ミケランジェロプロジェクト」前にジョージクルーニー監督作を観てみたかったから、本作を観てみたんだが良いじゃないですか!

他にも曲者感あるキャスト陣でした。

地味な映画かつ大人な映画って感じなので、そういう映画が好みじゃない人には厳しいとは思います。
会話だけで二転三転するような、政治が絡むサスペンス映画が観たいって方とライアンゴズリングファンにオススメです!

政治にヘマは許されない。
もしヘマしてしまったら待っているのはクビだけだ。