十代の魔女

ロリータの十代の魔女のレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
2.9
わたしの中でハート形のサングラスのポスターが先走ってて、内容とのギャップに驚いた。ロリータの虚言癖のおかげで中盤から彼女の全ての言動を信じれなくなって、それでも翻弄されるハンバートに同情もしたけど軽蔑もした。笑
結局ロリータはロリータという自分自身の存在を制御しきれなかったんだなあ。人を利用するけど、されてしまった辺り。でも生まれつき小悪魔だから強いよね。じゃなきゃハンバートに「まだ分からない?全て彼よ」なんてニヤリとしながら話せないよ。ある意味、寛大で純粋なんだろうなって思った。しかし登場人物がみんな病気すぎて当分はお腹いっぱいな映画。リメイク版の方も気になる。
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