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ロリータのkeiのレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
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原作:ウラジーミル・ナボコフ(『ロリータ』)(ナボコフの脚本が長過ぎて映画にすると7時間以上にもなることから一度短く書き直したが結局キューブリックはその2割ほどを使ったにすぎずクレジットではナボコフとなっているがほとんどがキューブリックの脚本の撮影になった。)

ハンバード氏が美しいロリータに狂気なほど夢中になった物語
束縛的な心性はどのような仕方で発生するのだろうか。全く共感ができない。どこかが間違いなく異常なように思われるクレアと、同じくある意味異常といえるほどの少女への執着をもつハンバード氏との会話の場面の気味悪さが印象的である。
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