K2

ロリータのK2のレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
3.5
恥ずかしながらナボコフの原作は読んでいないのだが、作品の随所で見受けられる、いかにもなキューブリックのモチーフと、スー・リオンの蠱惑的魅力やジェームズ・メイソンの緩急ある演技により、エロティックな表現が少なめでも、偏愛から通ずるドラマを感じとることができた。また、笑いや憐れみなどの人間情緒、多様なシーンの捉え方など、優れた文学の力を再認識させてくれた。
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