Haruna

ロリータのHarunaのレビュー・感想・評価

ロリータ(1962年製作の映画)
2.5
世界にはもっと気持ち悪い事件とかがあるから、この映画のハンバードはロリータのことをすごく愛でて大切にしててそこまで嫌悪感は感じなかった。でもその大切にしてるっていうのが過度な束縛に繋がってまあまあ鬱陶しい。

ロリータも気まぐれにハンバードに甘えたり意味ありげな視線を送ったりと、無自覚にもしっかりとおじさんを翻弄してて魔性の少女!無茶な感じも可愛らしい。
ハンバードも最初紳士的な雰囲気だったのにロリータに出会ってから焦りや嫉妬で変わっちゃって、恋は盲目だなあと少し同情。

カット割りが極端に短いシーンが何個かあって、その短さの中でもしっかりと視聴者に人間模様を伝えてるのが斬新で面白かった!3人で映画観ててハンバードがママじゃなくてロリータの方の手を握るエピソードとか、短い中でもよくハンバードの心情を表現できてて面白いと思った!
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