二人の女性
一人はのちに有名な劇作家となる
もう一人は医師を目指して渡欧するも、激動の時代にあって反ナチス運動のレジスタンスとなる
この物語は一人の女性の作家としての成長を描きながら、いつも彼女の先にいて引っ張ってくれたジュリアを描く。
ジンネマン監督の演出の下で、役者陣が皆素晴らしく、実に自然に見える。リリアン役のジェーンフォンダ、ジュリア役のヴァネッサレッドグレーヴ、ダシールハメット役のジェーソンロバーツ。
暖炉越しのジュリアを見てリリアンが、「この時の彼女は本当に輝いていた」と述懐するが、本当に画として輝いている。
個人的に非常に思い入れの強い作品です。