広島カップ

クロコダイル・ダンディーの広島カップのレビュー・感想・評価

クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)
2.5
オーストラリアの田舎でワニを捕って暮らす男クロコダイル・ダンディ(ポール・ホーガン)。
ひょんな事でニューヨークに出てきた事で巻き起こる騒動を描くコメディ。

基本"お上りさんを笑う"みたいな笑いが多くて観ている人のなかには鼻白んでしまう人もいるでしょう。
コケにされる田舎者のダンディ(坂野じゃないですよ)が「この野郎、オラを馬鹿にすんでネェ」と大袈裟に騒がないで堂々としていた辺りが、かろうじて"お上りさん"いじりの低級感から免れています。

あまりコメディセンスのなかったポール。完全にクロコダイル男優として終わってしまった感じでその後はパッとしませんでした。

ワニと酒と喧嘩ニワ強いが女ニワ弱いポールは、本作で見事なヒップを披露した美人女優のリンダ・コズラウスキーにハートを射ぬかれてめでたくゴールインしました。
そのリンダの方も女優業であまりパッとせず、開いたワニの口の如く末広がりに明るい夫婦生活とはならなかったようで、2014年にやはり開いたワニの口のように別々の人生を歩むことになりましたとさ。
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