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クロコダイル・ダンディーのツタヤのレビュー・感想・評価

クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)
2.8
画面で行くオーストラリアの大自然とニューヨークのセレブな生活体験ツアー。JALパックでは考えられないこの0泊0日97分という短い時間の間に2つの世界が覗けるという意味ではお得な作品かもしれません。

ただ正直な話、今見るとこのオージー映画がなぜ世界的な大喝采をもって受け入れられたのか疑問に思う気持ちの方が強いです。クロコダイル・ダンディーの存在感だけで勝負しているカルチャーギャップ喜劇で、さして見せ場も多くないように思える。英語が分かればオーストラリア訛りの部分でもっと笑えたのかもしれませんけどね。

主演のポール・ホーガンはよく見ると意外に爺さん。子供心に記憶していたクロコダイル・ダンディーはもっと格好良かったはずなんですけど…

久しぶりに見直してみて今回の自分はこのシワくちゃダンディーよりも相手役リンダ・コズラウスキーの美貌に目を奪われました。彼女のお陰で何とかこの映画への関心を最後まで保てた気がします。

性別不明の人物が目の前に現れたら、直接股間を握って確かめるのがダンディー流!という場面は彼の豪放で大胆な性格が巧く出ていたと思います。もし日本に来ることがあればIKKOさんの股間も握り潰して頂きたい。(笑)
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