イシ

女の園のイシのレビュー・感想・評価

女の園(1954年製作の映画)
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ふつうの邦画レベルにつまらないと思う。
そして、あんまり公の場(ネット)で映画に対して悪いこと言いたくないんだけど、普通につまらないことに加えて、個人的に、こういう映画大っ嫌い。
日本のゴミみたいな学校教育文化をそのまま映しただけで、規則側にも、規則に反抗してる側にも向き合う気がない。
問題提起して解決してるつもりの無責任な表現やんっていう。

私は10代の頃本当に勉強したかった人間なのでこういうカシコのままごとが大嫌いだ。死ぬまで自分と他者の自由を求めるだろう人間なので、自由について深めもせずそもそも渇望していない映画であるところも大っ嫌いだ。(渇望してないからスローガンとして自由とかへーきで使えるんだろうけど)
アーサー・ペンの『奇跡の人』を見てないんか。見てて学問への渇望を感じなかったんか。(感じなかったんなら映画向いてねーよ)
つーかせめて稲垣浩の学校モノを見習え。ちゅうか清水宏の子どもモノの方がまだマシじゃ!

作った俺は社会的に正しいこと言ってるからって、自分が引き起こした結果から逃げる人いるじゃん。そういうタイプの、要は、さすがアタマだけの戦後民主主義派の、ゴミみたいなところだけが詰まってる。
学問舐めんな。
映画舐めんな。(って映画に言うなって話なんだけど)

『二十四の瞳』にしろデコちゃんなんで出てんの? と思ったけど、仕事だしな。あと彼女は頭いいのに親のせいで学校行けてないんだもんな。そりゃ教育もんには出るよね。
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