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ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人のdjangoのレビュー・感想・評価

5.0
ドラゴンボールZ劇場版。
人造人間13号が敵の話。
タイトルにもあるように、スーパーサイヤ人が3人揃うことが目玉の映画だった。これからしばらくは、サイヤ人にあらずんば人にあらず。
とでも言えるような環境が出来上がっていった。

短い時間でキャラクターの魅力やストーリーを伝えなければならないために、戦い方や、些細な動作の中にキャラクターの心情が織り込まれている。
それでいて、プロレスにも通じる少年漫画の形式にきっちりはめ込まれた職人芸のような映画なのだ。
さらには、ドラゴンボール映画の形式まで作り上げたかもしれない。

もちろん、僕が大好きな映画だ。
基本的に人造人間はみんな好きだ。
人間をゴミみたいに殺せるのがいい。
信頼出来る悪役だ。
登場シーンから素晴らしい。
街を真っ直ぐに歩く。
ただそれだけだ。ただそれだけで街は滅茶苦茶だ。街を真っ直ぐに歩くことが出来る存在はどんなテロリストより脅威だ。
この後のシーンで悟空がちゃんと人命救助をしているのが素晴らしい。
ヒーローとしてちゃんと役割を果たしている。

人造人間の戦い方がとても機械的で風情も何もないのが良い。
変身後の人造人間13号は股間にパンチ1発で悟空をノックアウト状態にしてしまった。
戦い方のスタイルがキャラクターを作り、戦いの一挙一動がキャラクターの心情を教えてくれる。
人造人間13号が変身した後、ベジータが突っ込むシーン。
ベジータが突っ込むのは、キャラクターとしていつものことだけど、
カカロット、ピッコロ、お前達は手を出すな!って言っていて
人間関係がわかるいいシーンなんですよ。

1番好きな台詞は、ドラゴンボール全体でもトップ級に好きな台詞で、
貴様もついでに殺してやる。です。
ピッコロの返答も合わせて、人造人間を好きにさせてくれる台詞です。

最後のやっつけ感溢れる倒し方も、直前のトランクスの台詞で妙な説得力を持っています。
そういう些細な工夫、あるかないかで、観る人間の印象は随分変わると思います。

今後も観ていきたい映画。
人造人間13号をファイターズに出してください。お願いします。バンダイ様。m(_ _)m。