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地下水道のdoremifaのレビュー・感想・評価

地下水道(1956年製作の映画)
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救いがねえ。
パンの使い方が特徴的ってか、長回しで移動と共にグルッとパンをすることで中隊を全員一気に見せるショットが冒頭に多い。
いざ地下水道に入ってからが中々で、汚水がどっと兵隊を襲う辺りでこりゃキツいわなと思う反面、説得力が出てくる。
三者三様の光の発見からの落胆。風と共に死体に張り付く紙、そして自ら地下水道に戻っていく隊長の画がたまらんかった。手榴弾処理シーンの足元グラグラも素晴らしい。
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