蜘蛛マン

地下水道の蜘蛛マンのレビュー・感想・評価

地下水道(1956年製作の映画)
3.8
アンジェイワイダ抵抗三部作その2。
これは名作ですね。
一義的には戦争映画なんだろうけど、地下水道からの脱出を図る人間たちのもがき方や生への執着が、かなり普遍性を持ってる気がします。

そしてモノクロの地下水道の光と影の映像、めっちゃ迫力ありますね。人間の光と影的なものも印象的に表現しているかのような。

閉塞感、絶望感、虚無感、そういったものへの人間たちの反応と行動が多様に描かれていて、見応えありました。
蜘蛛マン

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