Kamiyo

栄光のル・マンのKamiyoのレビュー・感想・評価

栄光のル・マン(1971年製作の映画)
3.6
1971年"栄光のルマン"  監督リー・H・カッツィン
マックィーンが私財をなげうって実際には監督したといわれている。

僕もリアルタイムで映画館観た記憶あり 結構 感動しました
余計なストリ-もなく ポルシェ917 あのエンジン音が凄い
ラスト・シーンが見たくて何度も見る映画でもある。

1970年の24時間耐久レースの最高峰のル・マン自動車レースを舞台にしたドキュメンタリー調の映画。
あまりに自動車レースに焦点を当てているため、
普通に映画を見たいと思っている人、
特にレースに興味を持っていない人にはつまらないかもしれない。
マックイーンによる趣味の映画で、登場人物が喋るシーンはほとんどなく、レースをすること自体が物語。
私はレース好きなので楽しめました
一般受けするものではないのではないか。

展開があっけなくドラマ性に掛ける面もあるが、
余計なものがないというのは強い。

マックィーン演じるデラニーが昨年衝突して殺してしまった相手ドライバー……その未亡人であるリサの関係など、語られるエピソードはいくつかありますが、タイヤの摩擦音や、エンジンの強烈な稼働音にかき消されて、背後の彼方に消失してしまっている観があります。

ラロ・シフリンを思わせる都会的哀愁のセンスを散りばめたミシェル・ルグランの音楽は秀逸で惹き込まれるほどに素晴らしい。

ラスト20分レ-スのクライマックスの緊張感最高潮にポルシェとフェラーリによるドッグ・ファイトは、CGに拠らない、人間の手によるカメラ・ワークで、どうやって撮影したのか想像もつかないほどに切れ目なく臨場感の溢れるシーンに仕上がっており、このシーンを見られるだけでも、この映画には価値があると断言できる気がする。

欧米ではこけて 日本だけが本作がヒットしたという
大変誇らしいことだ
ル・マンでは日本車は1986年から1992年マツダと日産が参加
テレビ朝日で実況中継があったので見ていました。

将来は電気自動車になるのかな あのガソリン車のエンジン音が聞こえなくなるとさびしい
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