ぽち

軍用列車のぽちのレビュー・感想・評価

軍用列車(1975年製作の映画)
2.5
西部劇で007というプロットで良いアイディアなのだが、整理されていないキャラとご都合主義で残念、という作品。

原作が「ナヴァロンの要塞」「荒鷲の要塞」など名作を書いているアリステア・マクリーンで脚本も担当しているのだが、小説と脚本では勝手が違ったのか冴えない出来。
それとも監督が表現し切れなかったのか・・・・・

とにかく、謎解きなどもいらないキャラが多く、解った時の爽快感がない。
主人公が列車に乗ったいきさつも偶然に頼ったものだし、ラストのダイナマイトのタイミングとか超ご都合主義。
見せ場である最後の戦闘シーンも誰が何をしたいのかいい加減でグダグダ。

見所はブロンソン夫妻の息の合った演技って作品だ。
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