MARUKO

ディパーテッドのMARUKOのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
4.2
こっっっわ……
あんな感じのサイコボスが一番怖いのよ笑
ジャックニコルソンうますぎ。
ただ皆さん言うように、これがオスカーはいろんな意味で意外。

作品全体がイカツイ!
一個一個の展開を噛み締めるような、サーロインステーキ!って言う熱量。
それでいて、肉の繊維は解けるように繊細で細やかで。
ビジュアルの3人をほんとに絶妙な距離感で交わらせていく。鮮やかな"三本締め"
絶妙な火加減で焼いていくスコセッシ監督。
これはレストランで頂き方を学ばないといけない。
原作めちゃめちゃ面白いんだろうな!って感じる。ラストシーンどう書いてるのか読んでみたくなる。正直この作品だと少しふわっとしてる。
(追:読むって言うか、原作映画脚本なんだ!次に見る作品が決まりました)

じゃあ一体誰が誰なの?
もう誰も信じられない。
ほんとのトップのトップ、神のみぞ知る状態で、その神ですら果たして神なのかしら?っていう泥沼。
こんな世界にいたら、銃弾貫かなくても心臓がもたないよ笑。

あの封筒は"本当の彼"?

p.s.こう言っちゃうとあれだけど、署長(?)の使い方超巧い。思わずなるほどねって呟いちゃう。
コメントはおまけ(笑)です
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