kazマックスグローバーレッド

ディパーテッドのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
3.8
インファナル・アフェア3部作を見たついでに再鑑賞。封筒に書かれた文字の綴りの間違いや三下チンピラが「サツを見つける方法は俺たちを無視した奴がサツだ」など会話のディテールがオリジナルと微妙に違ったりしてストーリーを知ってから見る2回目のほうが面白かった。

ニューヨークで映画を撮ってるイメージが強いスコセッシ監督が舞台に選んだ街ボストンは、インテリ連中が住んでる上品な地域と反対側にはマフィアやチンピラが住んでる下品な地域があるからその二面性を潜入捜査官の二面性とダブらせてるように思える。

オリジナルキャラクターのマーク・ウォールバーグはボストン出身で、若い頃はヤンチャして何度も地元警察のお世話になっていた人だからある意味「特別出演」といったとこかな。

Dropkick Murphysが歌うテーマ曲「I'm shipping up to boston」がアイリッシュ民謡アレンジっぽくて好きです。