回想シーンでご飯3杯いける

ディパーテッドの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
3.3
刑事がマフィアに成りすまして潜入捜査、一方でマフィアが刑事になって内部情報をリーク、というトリッキーな潜入捜査モノ。

原作となる香港映画「インファナル・アフェア」は、冒頭の過去パートで本編と違う俳優を起用した事で、話の脈略を把握し辛い欠点があったが、こっちのハリウッド・リメイクは、レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンという非常にキャラ立ちした俳優が過去・現在ぶっ通しで演じているし、冒頭に刑事部長との面談シーンを盛り込む事で2人のキャラ設定も把握し易い。更に、それら冒頭の一連の流れに、スコセッシ映画で頻繁に使われるローリングストーンズの曲をガチッとはめ込む事で、非常にメリハリの付いた構成にしているのは流石である。

香港版に比べて物語の振り幅やアクションは派手目。2人が互いの存在を特定できないスリル感も、より映画的に演出されている。一方で、長年の潜入捜査故の孤独や葛藤といった内面描写は、香港版に軍配が上がるかも。

字幕が「ネズミ」「ネズミ」ってちょっとうるさい笑