dai56

ファイト・クラブのdai56のレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
2.6
(オススメの心境)
上司にムカついた時
ブランド物の品を買った時
瓶ビールを飲んでる時

(映画の概要)
不眠症に悩み、大泣きする事でストレスを発散するしか快眠を得る方法が無かった男が主人公。
ある日帰宅すると家が全焼しており、帰る家がなくなることとなり、飛行機で出会った怪しげな男に電話をかけ、居候生活が始まる。
怪しげな男は暴力によって快感を得て、自由奔放に生きる男だった。そんな男はカリスマ的存在で、彼の元に数多の人が寄ってきて、ファイトクラブを創設する。
怪しげな男の狙いは何なのか、主人公は今後どのような人生を歩んでいくのか。
話の後半で様々な伏線が回収される、ミステリー映画。

(映画への率直な感想)
ナレーター的な話し方の描写や、お洒落なカット割により、まるで小説を読んでいるかのように吸い込まれるスーパーおしゃん映画でした。
エドワードノートンはアメリカンヒストリーXといい、ハルクといい、何気に漢感強めの映画が似合うなと思いました。

(映画からの学び)
何事も暴力による解放は誤った道だなと学びました。
消費行動を駆り立てる、過大広告やブランド戦略に意義を申し立てる気持ちは分かりますが、暴力で訴えてしまえば、世間は離れる一方で世界はついてきてくれません。
人を変えることは難しいため、自分の信念は自分だけで体現し、賛同者は勝手に増えていくスタイルの方がよっぽど平和だと思いました。
dai56

dai56