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ファイト・クラブのvaryのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
4.0
Tyler Durdenはあなたにとってだれなのか?




David Fincherによる1999年の作品。
この時期に見たのが正解かも知れない。ある友人に「この映画は一番好きな映画だ」と言われ、そのことを思い出し鑑賞。ジャンルは何かと言われると、バイオレンス?サスペンス?ドラマ?映画の中でいろいろ考えましたがわかりません。

Tyler Durden(Brad Pitt)がこの映画のキーパーソン。映画を見ないと彼がどのような存在なのかはわかりませんが、このレビューを見たあとに是非本編をご覧になってください。

最初の脅迫のシーンから、出張のシーン、ファイトクラブのシーン、Tyler Durdenの暴走のシーンまで謎ばかりです。私が感じたメッセージは、自分に負けるな。
white collarの仕事について1日1日をただ単に時間とともにすごすだけ。そこで出会うTyler DurdenとMarla Singer。彼らの存在が主人公の人生を大きく変えていく。Tyler Durdenの行動は暴力的で、時には理解不能で自家撞着なものまで。Marla Singer(Helena Bonham Carter)もまた、謎な人物。Tyler軍団と称す軍隊を編成し、つまらない世界をFIGHT CLUBのメンバーが変えていく。

この物語はネタバレなしでは語れない物語ですね。
一つ言いたいことは、Edward Norton演じるJackの名前はJackじゃないです。
この物語は1人称で語られる。それが1人称で語られる理由は・・・・・・・・あ゛ぁーー語りたい。友人と明日は語られずにはいられない。

Castが豪華豪華。
Brad Pitt:バベルといいこんな感じの役を任されますね。謎めいた存在を怪奇的に演じることに加え、華麗なる肉体美とイケメンなビジュアルでその怪しさもかっこよさに変えてしまう。この映画のなかでも全然飽きさせない。物語がつながらないと眠くなるんだけど、彼がいると体が前のめりになる。
Edward Norton:Birdmanでアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ去年特に注目を浴びた。かれもまた、この映画には欠かせない存在。ひ弱な主人公と狂気の表情は別人。
Helena Bonham Carter:ベラトリックレストレンジ、ハートの女王、フェアリーゴッドマザー。顔怖すぎ。夢に出てきそう。

血が嫌いな僕ですが、この作品の血には魂が宿っている。暴力シーンはいたそうですが、Brad Pittの肉体を見たら格好良いになっちゃう。

また夢を見失った時に見ます。