ゆうのじ

ファイト・クラブのゆうのじのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
5.0
ブラットピットがボクシング教える話だと思ってたんですよ…。なのに実際観てみたら、殴り合う事で”生きてる実感”を感じたり、「人の価値は職業や持っている商品では決まらないんだ」という、もっと頭の良い、消費社会に対する主張のある作品なんです。ブラピ演じるタイラー先生の熱い台詞がバシバシ胸に響きます。

主人公が観ている人に話しかけてきたり、映画の間にサブリミナルを挟んだりする実験的な部分も斬新で遊び心があり、ブラックジョーク的なギャグセンスも大好き。

人生どうしていいか分からなくなったら観たい。