てらっきー

ファイト・クラブのてらっきーのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
3.8
『セブン』のブラッド・ピットとデヴィッド・フィンチャー監督が再び手を組んだスリラードラマ!!!

主演に
『真実の行方』のエドワード・ノートン

『アリス・イン・ワンダーランド』のヘレナ・ボナム=カーター
『モービウス』ジャレッド・レトー




あらすじは

某自動車メーカーのリコール調査員"僕"(エドワード・ノートン)は不眠症に悩み、北欧家具やブランド品を買い揃えそれを紛らわせていたが症状は悪化。
医者に薬を処方してもらうにも
「世の中にはもっと苦しんでいる人がいる」
と言われ勧められた睾丸ガン患者達のセラピーへと通うようになる。

それにより不眠症も改善に向かっていたが、謎の女マーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)という邪魔者がセラピーに現れ再び症状が悪化。

しかし、仕事で出張中の飛行機内で隣にいた石鹸セールスマンのタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)と出会い"僕"の人生に変化が起こる…





タイラーの語る一言一言が怖いのだけど納得してしまう所もある。
「痛みを知れ」
「逆らうな。流れに身をまかせろ」
「全てを無くした後で、自由になれる」
等々、"欲"に支配された現代社会の人間の本質を語ってるように見える。


そんなタイラーと築き上げた"ファイト・クラブ"
「痛みを知る」ことで何かを感じる瞬間がここにある!!
殴る。のでは無く、殴られる。痛みで生きていることに実感するのでしょうかねぇ。

それで身も心も変わり始めるクラブ会員たち。

しかし、その動向は徐々に過激になっていき。。。。



普通の男、エドワード・ノートンの普通がゆえに彼に自分を投影しやすい役柄でそうさせる演技力の高さが素晴らしいかと!

謎の男タイラー・ダーデン役のブラピはその風貌、言動からのカリスマ性が凄い!!
行動もなかなかイカれてるw
ファイトしてる地下室を取り返しに来た店のオーナーにしでかす"あれ"!
「バイ菌がうようよ」とか言うなよ(笑)
ファミリー映画にポルノフィルムをワンカットw
スープにあれとかもう飲めなくなる~

石鹸の原材料が(|||´Д`)ウェ~
それ知ってから使うときに一瞬頭によぎる様になっちゃったからw

ヘレナ・ボナム=カーターの生気のない青白い顔もな~w
でも一番まともかなww


フィンチャー監督の、刺激的で挑発的なこの辺りの作品が大好き♪
クライマックスの衝撃でいうと
『セブン』が一番だけど『ゲーム』も好きだったな~っv(・∀・*)



と、今年最後はこの作品で締めます!

本年はお世話になりました!
来年も引き続き宜しくお願いしますm(_ _)m
それでは皆様良いお年をお過ごしくださいませっ♪
てらっきー

てらっきー