さわら

ファイト・クラブのさわらのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
5.0
「仕事の中身でお前は決まらない。預金残高とも関係ない。持ってる車も関係ない。財布の中身も関係ない。クソみたいなファッションも関係ない。お前らは、あらゆる付属品がついた世の中のゴミだ。」
「ワークアウトは自慰行為だ。男は自己破壊を!」
「痛みを感じろ。苦しみと犠牲が尊いんだ。痛みから逃げるな。人生最高の瞬間を味わえ」
「どん底に落ちるってのは、週末のレジャーなんかじゃない。クソなセミナーでもない。すべてをコントロールしようとするのを止めて、手放すんだ!手放せ!」
「いつか必ず死ぬって事を恐れず心にたたき込め!すべてを失って真の自由を得る」
「これはお前の人生だ。そして、1分ごとに死に近づいている。」

音楽や画もかっこいいんだけどやはり言葉。改めて、今となっては笑い飛ばしてしまいそうな言葉もある。だけど、他の映画とは強度が違うのだ。いま、血肉となって小生の中に生き続けてるのは確かだし、生き方や見方、考え方に大きく影響を与えた1本。そんな映画に、生きてるうちに何本出会えるのだろう。傑作。

さぁ、ファイトしよう。